【6選】新卒で証券マンになって良かったこと
新卒で証券会社に入社して得られる貴重な経験と学び
私は現在、外資系コンサルティングファームに所属していますが、新卒の頃には証券会社に入社しました。特に大手証券会社ではなく、地方の地場証券会社での経験についてお話しします。
この証券会社は、古くから営業活動をしており、ネット証券サービスはなく、対面営業に特化していました。そこで私は、ある支店で営業としてキャリアをスタートしました。当時はコロナ流行前で、町工場や富裕層地域に対する飛び込み営業とテレアポが主な業務でした。(コロナ渦の今では営業の方法も変わっているかもしれませんね。)
営業活動は想像以上に大変でした。毎日ヘトヘトになるまで働き、多くの営業活動を行いましたが、当然、サボりもありました。証券会社では営業力以外に学べることが少ないとよく言われますが、結果的に一年で退職することになりましたが、証券会社での経験には全く後悔していません。それは、証券会社でしか得られない貴重な経験を積むことができたからです。証券会社に入社することを検討している方は、ぜひこの記事を参考にしてみてください。
新卒で証券会社に入社して得られるメリット
貴重な人脈と学び
- 社長やお金持ちとの交流: 社長や富裕層の方々に可愛がっていただけました。彼らは苦労人が多く、自分の若い頃を思い出して優しく接してくれます。ビジネスや人生について多くの話を伺うことができ、貴重な学びの機会となりました。
営業スキルの向上
- 営業の難易度と達成感: 営業の難易度が高い中で、多くの訪問や断られることがありましたが、その分、契約が決まったときの喜びは格別でした。営業の難しさを実感しながらも、達成感を味わうことができました。
体力と自己反省の時間
- 体力の向上: 毎日重いカバンを持って歩き回ることで、自然と体力がつきました。体力的な挑戦は大変でしたが、健康を維持するためには有益な経験でした。
- 自己反省の機会: 外回りの時間が長く、自分自身とじっくり向き合うことができました。自分の過去や未来について深く考えることができたのも、証券会社での仕事のメリットの一つです。
精神力の鍛錬
- 断られてもめげない精神力: 営業は断られることが多く、その中で精神力を鍛えることができました。数百倍、数千倍の断りを経験し、トライアンドエラーを超高速で繰り返す中で、精神的な強さを身につけました。
優秀な上司と仲間
- 指導とコミュニケーション能力の向上: 優秀な上司や同僚と働くことで、コミュニケーション能力や経済理解力が向上しました。業界で生き残っている人々から学ぶ機会が多く、非常に有意義でした。
自由な時間と働き方
- 自由な時間: 外回りの仕事が多く、自由な時間が確保されました。能力が高く、自由を好む人には非常に適した環境です。基本的に、自分の成果さえ上げていれば、サボりも許されることが多いです。
終わりに
証券会社の仕事は大変ですが、ここでしか得られない経験が確かにあります。若いうちに挑戦してみる価値は大いにあります。ビジネスではスキルや知識だけでなく、メンタルの強さやマインドも重要です。証券会社は、超高速でメンタルを鍛え、マインドを高めるにはぴったりの業界です。