「しあわせはいつも じぶんのこころがきめる」
相田みつをの代表的な言葉の一つです。相田みつを美術館は、2027年版オリジナルカレンダーの表紙作品としてこの言葉を公式に採用しています。
公式美術館が代表作として扱う言葉
相田みつを美術館の2027年カレンダーでは、前年までの「夢はでっかく 根はふかく」「いま ここ」に続く作品として「しあわせはいつも じぶんのこころがきめる」が表紙に選ばれています。
出典:相田みつを美術館株式会社「2027相田みつを美術館オリジナルカレンダー」
「何があっても幸せと思え」という意味ではない
この言葉は、ときに「幸せかどうかは気持ち次第」と単純化されます。しかし、本人の人生や作品を知る家族の説明を見ると、もう少し深い幸福観が見えてきます。
館長を務めた長男・相田一人さんは、「しあわせはいつも自分のこころがきめる」を父の生涯を貫く幸福観だったと振り返っています。
参考:致知出版社「『にんげんだもの』相田みつをの作品は、なぜ心に響くのか」
外部条件を無視する言葉でもない
人生には、自分の力だけでは変えられない出来事があります。この言葉を「苦しい状況でも幸せと思え」と他人へ押しつけると、本来の作品から離れてしまいます。
むしろ、外側の条件だけで幸福を決め切れないこと、自分が何を見て、どう受け取るかも幸福の一部をつくること。その内面への問いとして読む方が自然です。
相田みつを作品全体とのつながり
「夢はでっかく 根はふかく」では、外へ広がる夢と内側の根を一対として捉えています。「生きているうち」では、限られた時間の中で生き、働くことが問われます。
こうして並べると、相田みつをの作品には「外の成功」だけでなく、自分の足元や心のあり方へ戻る視線が繰り返し現れます。
出典状態
出典確認済み。相田みつを美術館株式会社の公式資料で本人作品として確認できます。
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