「都会の喧騒から」で人物ページを整備している思想家・作家の索引です。単に名言を人物別に並べるのではなく、その人物が誰で、何を考え、どの作品を書き、サイト内の言葉がどの原典へつながるのかをたどれる入口として更新していきます。
古代ローマ・ストア派
セネカ — 時間、死、欲望、理性。本人の主張だけでなく、他者からの引用や悲劇の登場人物の台詞も区別して読む。
近代知の方法
フランシス・ベーコン — 経験、イドラ、学問、読書、真理。観察をどう組織し、思い込みを越えて知識を作るかを考える。
17世紀フランス――理性と人間
ブレーズ・パスカル — 『パンセ』、考える葦、気晴らし、心と理性、人間の弱さと偉大さ。モンテーニュとデカルトの後に「理性の限界」を考える。
近代ヨーロッパの思想
ミシェル・ド・モンテーニュ — 『エセー』、自己研究、懐疑、死、友情、孤独、習慣。
ルネ・デカルト — 方法的懐疑、「我思う、ゆえに我あり」、理性、誤り、情念。
ヴォルテール — 啓蒙、寛容、宗教批判、幸福、書簡と誤帰属。
ジャン=ジャック・ルソー — 自由、自然、教育、欲望と幸福、『社会契約論』『エミール』。
19世紀フランス文学
スタンダール — 『赤と黒』『パルムの僧院』『恋愛論』。結晶作用、想像力、恋による認識の変化をたどる。
オノレ・ド・バルザック — 「人間喜劇」と『知られざる傑作』。社会観察、芸術、創作、知識と完璧主義をたどる。
シャルル・ボードレール — 『悪の華』『パリの憂鬱』。都市、群衆、時間、酩酊、美と憂鬱から近代の感覚をたどる。
ギュスターヴ・フローベール — 『ボヴァリー夫人』『感情教育』。文体、欲望、既成観念、結論を急がない知性をたどる。
19世紀ヨーロッパ
アルトゥル・ショーペンハウアー — 意志と表象、欲望、苦痛と退屈、幸福、読書、芸術。
セーレン・キルケゴール — 自己、選択、不安、絶望、信仰。仮名著者と誤帰属にも注意して読む。
フリードリヒ・ニーチェ — 価値、道徳、生の肯定。完成著作、ツァラトゥストラの発話、遺稿、死後編集物を区別する。
ロシア文学と思想
レフ・トルストイ — 愛、労働、芸術、非暴力。小説、評論、日記、編集した名言集、記録された発言を分けて読む。
アメリカ超越主義
ラルフ・ワルド・エマーソン — 自己信頼、自然、個人、非同調。
ヘンリー・デイヴィッド・ソロー — 『ウォールデン』、自然、労働、自由、市民的不服従。
人物同士をつないで読む
人物は独立した島ではありません。セネカの言葉はモンテーニュに引用され、モンテーニュの懐疑とデカルトの方法的懐疑は異なる方向へ展開します。ルソーとヴォルテールを並べれば、同じ啓蒙期にも文明への態度の違いが見えます。ショーペンハウアーからニーチェへ、エマーソンからソローへと進めば、影響を受けながら思想がどう変形されたかも追えます。
人物ページはこれから増えていきます
サイトには、ここに掲載した人物以外にも多数の名言・思想記事があります。既存記事の原典監査を進めながら、その人物について独立した知識ページを作る価値が十分に蓄積した段階で、この索引へ追加していきます。