【対象読者】
- 今仕事が辛い人
- 実際に病んだり、潰れてしまった人
- 部下をマネジメントする立場にある中間管理職
【はじめに】
私は2022年10月現在、休職しています。
原因は仕事のストレスにより、うつ病と診断されたためです。
毎日朝から晩まで気を張り詰めて働いており、日々プレッシャーを感じながら、仕事に対して何も楽しさを見出すことができない日々の果てに体も心も動かすことができなくなってしまいました。
この記事はそんな私の実体験、そして休職中に自分自身をじっくり振り返ってみた結果を基に執筆しています。
うつ病を診断される直前は、頭痛、首・肩凝り、異常な発汗、体のほてり、絶望感などの症状が現れていました。
しかし今となって考えてみるは、うつ病の根本原因は体や心に症状が出る以前から、存在していたものだと思っています。
それは、ものの考え方や性格上の問題です。
この記事では、「仕事で病みやすい・潰れやすい人の特徴」と題して、「ものの考え方や性格上の問題」について探っていこうと思います。
こちらの特徴に当てはまる方が、必ずしも病んだり、潰れたりするわけではありません。(現に私自身も前職では問題なく働き、生活していました。)
ものの考え方や本人の性格とその時の環境、タイミングが悪い形でフィットした際に、人は病んだり、潰れたりするのだと思います。
なので、今はまだ元気に働けている方であっても、「自分はあてはまる考え方・性格を持っていないか?」という視点でこちらの記事を読んでいただければと思います。
※以下の記事で「休んだほうがいいサイン」についてまとめているので、こちらも参考になるかと思います。
【仕事で病みやすい・潰れやすい人の特徴】
- 完璧主義者
- 全ての人にとって完璧な仕事は存在しないにも関わらず、不完全なことを許せない
- 自分の仕事に対して常に満足感を感じることができていない
- 0→80より80→100の方が労力がかかるにも関わらず、80で満足ができない
- 結果効率が悪くなり、労働時間が長くなる
- 80を連発する仕事の方が総合成果・評価は高いことを理解すべき
- 自責すぎる
- 自責思考は成長につながる面はあるが、責任を抱え込んでしまうがあまり押しつぶされてします
- 客観的に見て、適切な責任分界点を見極め、自分で責任を抱え込みすぎないことが大切
- 優しい一面がある
- 責任と義理人情との間で迷うことが多く、苦しくなる
- 自分は精神的に病むことはないと考えている
- 休むタイミングがわからず、無理しすぎる
- 状態が悪化するまで、自分の異変に気付けない
- 結果重症化する
- いざという時に逃げ場がなくなり、極端な言動を取ってしまう
- 身近に相談できる人がいない
- 一人で抱え込める悩みのキャパシティには限界がある
- 色々な考えに触れる機会を逸して、視野狭窄に陥る
- 悩みは外に吐き出すことで楽になれる
- 小さいこと・細かいことを気にする
- 気にすれば気にするほど、ストレス量が増える
- 小さいこと・細かいことは気にしだすとキリがない
- 承認欲求が高め
- 承認欲求には限界がないので、いつまでも満たされることがなく、肥大化し続ける
- 周囲の評価に振り回され続ける
- 自分が何のために働いているのか腑に落ちていない
- ふと自分自身を振り返った時に虚無を感じる
- 自分を見失い、周囲に流される中ですり減っていく
- 軸がぶれぶれで行動に一貫性がないので、成果が上がらず評価もされにくい
- 生活習慣が乱れている
- 睡眠時間が短い、偏った食生活など
- 疲れ・ストレスが抜けずに消耗していく
- 結婚、引越し、近親者の死などのライフイベントに直面している
- そのタイミングで仕事の負荷が大きくなった場合、本人のキャパを超えやすい
- 自分に自信がない
- 常に自分を責め続ける
- 周囲から批判のターゲットにされやすい
- 仕事を抱え込んでしまう
- マルチタスクは効率が悪い
- 悪循環にハマると日に日に消耗していく
- 仕事を断れない
- 仕事間のトラブルが重なった場合に、過剰な負担がかかる
- 悪循環にハマると日に日に消耗していく
- ストレス発散や気分転換の方法がない
- 業務時間外にも仕事のことを考えがち
- ストレスが溜まる一方になるといつか爆発する
【終わりに】
一つでも該当する項目がある人は、自分の今の働き方を見つけ直してみてくださいね。
皆さんの仕事人生が少しでも明るく楽しくなることを祈っています。
※以下記事では疲れているビジネスマン向けに「仕事を無理をしてはいけない理由と無理をしないための心構え」そして「人生に疲れた時に試してみること」をまとめています。こちらもぜひ参考にしてください。