【メリット・デメリット】転職回数が多いとどうなるか7つまとめてみた

対象読者

  • 転職を検討中の方
  • 転職回数が人よりも多くて不安な方

はじめに

私は20代ですが、これまで

  1. 証券の営業
  2. SIerでエンジニア
  3. SIerで営業
  4. 外資系コンサルティングファーム

といった感じで3回の転職をしています。

人事の知り合いに聞いた話だと、経験社数が年齢の十の位+1の数字(20代であれば3社)を超えると転職活動時にネガティブに捉えられると言われているそうです。

実際に私は現在、外資系コンサルティングファームに在籍をしているのですが、在籍中に転職活動をしていたことがあります。

その時の経験および自分自身が採用担当をしてきた経験をもとに本記事は執筆しております。

転職は自分の人生にとって大きな転機になります。これは想像に難くないと思います。

周りの人間関係が一新され、給与や職務内容、生活リズムまで様々なことが変化します。

個人的には、環境がガラリと変わることについてはとても楽しいことでしたし、仕事が変わると新しいことを学べるので、転職することについてはポジティブに考えています。

ただ一方で転職については、企業から見た印象についても考える必要があります。

日本での人材流動性が高くなっているとはいえ、まだまだ転職についてはネガティブに捉えられる人がいることは確かです。

特に会社の採用担当者としては、自分が採用した人が早期に退職してしまうことは、評価低下に繋がるので、避けたい気持ちがあります。

また採用活動には、想像よりも多くのお金がかかります。

こういった背景がある中で、

  • 転職回数が多いことはリスクになるのか
  • 企業からどういう反応をされるのか
  • その他困ったことはあるか

といった比較的ネガティブな観点に加えて、

  • 転職回数が多いことによりメリット

についてまとめていきたいと思います。

転職回数が多いとどうなるか

  1. 採用面接では転職理由の多さに関して必ず質問を受ける
    1. キャリア形成について納得感ある説明をする必要あり
  2. 採用においてはマイナス評価になることが多い
    1. またすぐに転職するリスクがあると思われる
    2. ただし、IT業界は比較的寛容ではある
  3. 親や友人、周囲の人の人からも心配されることが多い
    1. 特に年配の方はネガティブに考える傾向が強い
  4. 特定領域における深いスキルを身につけるためにはある程度の時間が必要というのは事実
    1. 長い時間をかけて、相応の経験を積まないと身につかない領域はある
  5. マネジメントポジションに到達するには一定の在籍期間を求められることが多い
    1. 将来的にマネジャーを目指すのであれば、どこかの会社である程度、長めに働き、マネジャーに昇進した実績・経験は積んだほうがいい
  6. 幅広く仕事や会社、社会を知ることができるのは確か
    1. 知的好奇心は満たされる
    2. 多くの人に様々なアドバイスはできるようになる
    3. 会社の違いを知れる、共通点や本質に近いことを見つけられる
  7. スキル・経験の幅が広がるので、組み合わせ方によっては強み・独自性になる
    1. 例えば
      1. エンジニア+営業=ITコンサルタント
      2. マーケ+営業=カスタマーサクセス担当
    2. 転職時に組み合わせ方とキャリアの方向性は考慮すべき

終わりに

やはり実体験としても転職回数が多いことはネガティブに捉えられがちです。。。

厳しい話ですが、一定以上のスキルや実績がないと、採用される可能性は高くないと考えるべきです。

なのでそこまでの自信が無いという方は、以下の記事にまとめている通り、まずは今の職場での仕事を充実させることを考えてみるのがよろしいかと思います。

ただ一方で、転職をしたほうがいいタイミングというのもあります。

転職をしたほうがいいタイミングついては以下の記事でまとめていますので、是非参考にしてください。

なお、以下の記事では私の上記実体験を踏まえて転職しないほうがいいタイミングについてもまとめています。