【証券会社志望者必見】外コンサラリーマンが語る新卒証券営業時代に大変だったこと10選

ターゲット読者層

  • 新卒で証券会社に入社予定の人
  • 証券会社での勤務を検討している人
  • 証券業界に興味がある人

新卒証券営業時代に大変だったこと

飛び込み営業

1. 1日100~200件の訪問は体力的にきつい
新卒証券営業の最初の頃、1日に100件から200件の訪問をこなさなければならないことがありました。これは肉体的に非常に厳しく、特に地方の証券会社では移動距離が長くなるため、体力が試される日々が続きました。

2. 断られるのが当たり前
飛び込み営業では、断られることがほとんどで、精神的に疲れることが多いです。顧客に無視されたり、時には厳しい言葉を浴びせられることもありました。断られることに慣れるまでには時間がかかり、辛い経験が続きました。

3. 罵声を浴びらせられることもある
営業の現場では、顧客から罵声を浴びることも珍しくありません。特に初対面でのアプローチでは、顧客の反応が厳しく、感情的な負担が大きかったです。

テレアポ営業

1. 休みなく、かけ続ける
テレアポ営業もまた厳しいもので、休む暇もなく電話をかけ続ける必要がありました。電話をかける際のプレッシャーや、成果が出ないことへの焦りが積もり、精神的な負担が大きかったです。

2. 断られるのが当たり前
テレアポでも多くの顧客から断られるのが当たり前で、成功するまでの過程で多くの挫折を経験しました。営業の成果を上げるためには、断られることを前提に根気強く取り組む姿勢が必要でした。

3. 上司の監視下で電話するのはプレッシャーもある
テレアポの際には上司からの監視や評価があり、そのプレッシャーが大きかったです。上司からの指摘や期待がプレッシャーとなり、営業活動のストレスをさらに増しました。

出勤時間の早さ

1. 業界の伝統で7時前には会社に出勤
証券業界では、業務開始前に早く出勤するのが一般的で、朝7時前には会社に出ることが求められました。これにより、業務に対する意識の高さや、働くための準備を整えることが習慣となりました。

2. 寝坊は御法度
遅刻や寝坊は許されず、遅刻しないための準備や心構えが必要でした。厳格な勤務時間の管理が求められるため、生活リズムを整えることが重要でした。

ノルマ

1. 毎日数字に追われ続ける
営業業務では常にノルマに追われ、数字を達成するためのプレッシャーがありました。ノルマ達成のためには高い成果を上げる必要があり、そのための努力が求められました。

毎朝の日経購読などの情報収集

1. 毎朝、場が開く前に読む必要あり
証券業務では、マーケット情報の収集が欠かせません。毎朝早くから日経新聞を読み、最新の経済情報を把握することが求められました。情報収集が営業の成功に直結するため、欠かせない業務の一部でした。

上司への報連相およびフィードバック

1. きめ細かい報連相
上司への報告・連絡・相談(報連相)が重要で、日々の業務を詳細に報告することが求められました。これにより、上司とのコミュニケーションを密にし、業務の進捗をしっかり把握することができました。

2. 厳しい指導
営業活動に対する上司からの指導は厳しく、そのフィードバックを受け入れることで成長が促されました。指導を受けることで、業務改善やスキルアップが図られました。

飲み会

1. 業界自体が体育会系
証券業界は体育会系の文化が色濃く、仕事後の飲み会や交流が多くあります。これはチームワークを強化する一環として、業務外でのコミュニケーションが重要視されているためです。

ネット証券の台頭

1. 対面営業の高額な手数料では太刀打ちが難しい
ネット証券の登場により、対面営業の高額な手数料と競争するのが難しくなりました。ネット証券の利便性に対抗するためには、顧客へのサービスの質や信頼性が重要となりました。

2. 知識や人柄で買ってもらうことが大切
ネット証券との競争では、営業担当者の知識や人柄が顧客の信頼を得る鍵となりました。営業活動の中での顧客との関係構築が、成功の大きな要素となります。

3. 富裕層の高齢化
富裕層の高齢化が進んでおり、新たな顧客層を開拓する必要があります。富裕層のニーズに応じたサービス提供が求められるため、顧客に合ったアプローチが重要です。

景気や社会情勢の影響をダイレクトに受ける

1. 当時はトランプ大統領就任やブレクジットの影響があった
景気や社会情勢の変化が営業活動に直結し、トランプ大統領の就任やブレクジットなど、外部要因の影響を受けることが多かったです。これにより、マーケットの変動に敏感に対応する必要がありました。

コンプライアンスが厳しい

1. 法令遵守が求められる
証券業界ではコンプライアンスが厳格で、法令や規則の遵守が求められます。コンプライアンス違反がないよう、細心の注意を払いながら業務を行うことが重要です。


終わりに

結論として、証券業界の新卒営業は多くの厳しさや困難を伴いますが、その中で得られる学びや成長の機会も豊富です。厳しい環境で自己を鍛え、ビジネススキルを磨きたい人には最適な職場です。証券業界での経験が、将来にわたって大きな価値を持つことは間違いありません。