【新卒向け】証券会社の営業に向いていない人の特徴12選【元証券マンが語る】
【対象読者】
- 証券会社に入社しようと思っている人
- 現在、就活中の人
【はじめに】
私は新卒で証券会社に入社し、営業をやっていました。
証券会社の営業では、飛び込み営業を中心に行っていました。イメージの通りとても大変な仕事でしたが、得ることも多かったです。
当時学んだこと経験したことが今の私を作ったと言っても過言ではなりません。
具体的には、
- 営業目標に対する執着心
- 経済を俯瞰的に見ること
- 社会人としての基本的なマナーやモラル
など様々なことを学ぶことができました。
証券会社の営業はハードではあるものの、ビジネスマンとしての基礎力を身につけるにはとても良い職業だと考えています。
しかしながら、証券会社の営業の仕事は他の仕事と比較しても、向き不向きが大きい仕事だと考えています。
そして、向いていない人が証券会社の営業になると、精神的にも体力的にもかなり辛いと思います。
職業選択のミスマッチは本人にとっても、企業にとっても、最大限避けるべきことです。
特に’新卒カード’という言葉がある通り、新卒時の採用は転職の場合よりも難易度が低く、本人の実力以上のレベルの企業に就職しやすいという側面がありますが、職業選択の失敗してしまうと、貴重な新卒カードが無駄になってしまいます。
また、新卒で就職した会社で培った仕事に対する考え方やマインドセットがベースとなり、将来の本人のキャリアが形成されていくということを考えても、新卒での職業選択のミスマッチは極力避けるべきです。
このような考えに基づき、私の経験をもとに「証券会社の営業に向いていない人の特徴」をまとめたのが本記事になります。
是非、就活中の人や証券会社への入社を検討している人はこちらの記事も参考にしていただき、有意義な就活を実現してくださいね。
【証券会社に向いていない人の特徴】
- 体力に自信がない人
- 飛び込み・テレアポは体力勝負のため体力がないと疲弊してしまう
- 肉体的体力だけでなく思考体力、忍耐力(精神力)が問われる
- 朝が苦手な人
- 市場が開く前に日経新聞などから情報を収集をする必要があるので、必然的に朝が早くなる
- 会社、配属によっては若手は上司より前に出勤すべきという文化もあり
- 泥臭い仕事が苦手な人
- 飛び込み・テレアポは泥臭い仕事
- 信用商売であるため、既存顧客対応についても一切気が抜けない
- 金融やお金に興味がない人
- 興味がないと知識が増えないため成果が出ない
- 新聞を読んだり、情報取集が苦手な人
- 情報がないと戦えない
- 毎日の情報収集が必要
- まったり仕事したい人
- 情報・状況の移り変わりに対応できない
- 顧客がいるので、マイペースだと厳しい
- 顧客も富裕層であり、仕事に対する要求が高い
- 数字を追うのが苦手な人
- 数字が苦手な人は証券会社に限らずだが、営業以外の仕事も検討したほうがいいかも。。
- 証券会社は目標達成に対する意識が特に強い
- 飛び込み営業、テレアポに不安がある人
- 罪悪感を感じてしまう人はすぐに嫌になる
- コミュニケーションが極度に苦手だとしんどい
- 一つのことを極めるのが苦手な人
- ひたすら顧客に向き合うことが求められるため
- 体育会系のノリが苦手な人
- 全体の傾向として体育会系
- 会社、支店によってばらつきはある
- 全体の傾向として体育会系
- 上下関係が苦手な人
- 会社、支店によってばらつきはあるが、比較的上下関係の考え方が根強い業界
- 物事を考え込みすぎてしまう人
- 強みにもなるが、基本的にはトライアンドエラーを高速で繰り返せる人の方が向いている
【終わりに】
上記について仮に該当する項目があっても、諦める必要はないですし、工夫や環境によっては独自の強みを発揮できる可能性はあります。
また会社によって、求められる資質は変わるので、あくまで一つの参考としてお考えください。
そして何より、証券会社の仕事だけが仕事ではなく、世の中にはたくさんの仕事があります。
まずは自分を知って、その上で「自分が花を咲かさせられる場所で花を咲かす。」それが仕事人生を充実させる1番のポイントなのかもしれません。
※別の記事で、
- 新卒で証券マンになって良かったこと
- 新卒証券マンの心得
- 新卒証券営業時代に大変だったこと
についてもまとめていますので、こちらの記事も併せてご確認してください!