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「他人を助けようとすれば、自分自身も助けることになる」はエマソンの言葉か|ウォーナー由来を検証

エマソン名義で広く流通するが、別人物の原典が確認できる

“It is one of the most beautiful compensations of this life that no man can sincerely try to help another without helping himself.”――「他人を助けようとすれば、自分自身も助けることになる」という言葉は、ラルフ・ワルド・エマソン名義で広く流通しています。

しかし、チャールズ・ダドリー・ウォーナーの『Backlog Studies』第5篇(1872年)に同文が確認できます。したがって、エマソンの言葉として扱うより、ウォーナーの文章が後世に誤って帰属されたものとして扱う方が適切です。

内容がエマソンらしいことと、本人の言葉であることは別

自己と他者の関係を語る内容がエマソン思想と親和的に見えても、それは帰属の証拠にはなりません。名言では「その人らしさ」と「実際の出典」を分けて考える必要があります。

出典・関連ページ

出典状態:誤帰属。 Charles Dudley Warner, Backlog Studies, Fifth Study (1872). Project Gutenbergで原文を確認する

同じような誤帰属・出典問題は、出典から名言を探すでも整理しています。