はじめに
先日、精神科でうつ病と診断されました。
原因は仕事によるストレスでした、朝から晩まで仕事詰めで寝れない日々が続き、ひどい肩こりと首こりに悩まされていました。
朝5時ごろに起床すると、タバコを吸いながら、エナジードリンクを流し込み、昼食を取らずに一日中働きました。
夜寝る時も、床につくという感じではなく、ぐったりと気を失うように眠っていました。
そんな暮らしが半年から一年ほど経った時、ふと何もかもが嫌になり、上司に退職の旨を連絡。
一度休んで様子をみてはどうか?との助言を受け、診断書を貰いにいくつもりで、精神科を受診。診断結果は思っていたより深刻でうつ病でした。
診断書を会社に提出し、すぐに休職生活がスタート。
自分を振り返る時間が増えると、いかにこれまで自分をないがしろにしていたのかがよくわかりました。
少しずつではありますが、これまでの人生を振り返り、今後のことについても考えられるようになりました。
本投稿では、私なりに、何のために生きるのか、具体的にどう生きていくのかを整理した内容を皆さん共有したいと思います。
※以下記事で私のこれまでの人生経験を振り返り、外コンに入社して、うつ病と診断され休職する前をまとめております。ぜひこちらの記事もご参考にしてください。
何のために生きているのか
結論、人は「幸せになるために生きている」のだと思いました。
身もふたもない結論な気はしますが、私はそんなこともわからずに、何かに追い立てられ、自分を奮い立たせ、身を削って二十代を過ごしました。
うつ病の診断を受ける前の話ですが、ある人と話をしました。その人は私に「今の生きがいとか働きがいってある?どういう時に幸せを感じる?」と質問をしました。その時、私は何も答えられず黙り込んでしまったのです。
脇目も触れず二十代を走り抜けてきたことで、確かに得るものはたくさんありました。
- 地位や名誉
- 人に話せる実績
- 同年代の二倍以上の給与
- ビジネス上の人脈
- etc
しかしながら、何のために生きているか?というシンプルにして、究極の問いに対して、全く答えを持たない、考えることすらできない人間になってしまっていました。
私は幸せになるために生きている
私はまず「今、幸せに生きられているのか」を振り返りました。
- 様々なPJを掛け持ち、タスクが溜まりまくっている
- 上司から激しいプレッシャーを受けている
- 朝から晩まで食事を取る暇なく働き詰め
- 体のふしぶしが痛み、寝れない
- etc
そんな状況なので、考えれば考えるほど、ちっとも幸せではなかったのです。
そんな中で私はどういう状況だったら幸せなのかを考えてみることにしました。
しかしながら、心身ともに疲労し、冷静な思考ができず、全く幸せな状況というものがイメージができないほどに追い込まれてしまっていました。
そこで、私は「これまでの人生でどういう瞬間が幸せだったか」というところから考えてみることにしました。
幼少期から現在に至るまで幸せだった瞬間を思い出しました。
- 誰かと笑顔で会話している時
- 誰かとお互いの気持ち・喜怒哀楽を共感し合えた時
- 誰かと一緒に成長している時
- 誰かと愛し合っている時
- 自分のやりたいこと、興味のあること、関心のあることを追求して、打ち込んでいる時
- etc
私はそんな時に幸せを感じることができるということがわかりました。
そして今の暮らしから幸せを感じることができる暮らしにシフトすることにしました。
1-4 については、そういった時間の優先度を高く考え、実際に時間をしっかり確保することにしました。
ただし、「5.自分のやりたいこと、興味のあること、関心のあることを追求して、打ち込んでいる時」については更なる深堀が必要な状況でした。